深夜日記

半生ブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

明け方の若者たち

数少ない読書友だちの話をしようと思う。 今でも連絡は取っていて、お互いにこそばゆいLINEのやりとりをダラダラと続けている。大学生堪能中。 彼は優秀ないわゆるできる子なんだけど、その子がその日珍しく取り乱して 駅のホームで私を抱きしめてきたことが…

泣きたいなら

今の彼と、体の関係だった頃。 ホテルに泊まった翌日、外に出て空を見上げる瞬間が好きだった。 お昼ご飯をどこで食べるかって街中を散策して、 激安中華とか、ガラガラのスープカレー屋とかに行ったあの時間が一番好きだった。 あの頃に戻りたい時がある

夏が好きで

夜に窓を開けていると、夏の空気に混じって隣人が吸うタバコの香りが鼻を伝う。コオロギの鳴く音。黙って本を読む私。密かに特別を感じている

梅雨明け前の夏

最近、人間不信に磨きがかかっている。 心理学の本を読むと私は、何かを得たようで何かを失ってしまうように思う。 自分でもよくわからないが、私は「間」が嫌いだ。集団で発言したり、やり取りをするときに起こる「アレ」だ。 空気を読みすぎるということは…

そしてアオイは一人になった

アオイちゃん、アオイちゃん。 あなたは何ができるの?誰にも絶対に負けないものってなに? 自分は胸張って頑張ってますって言える? 毎日毎日えらい行いだけをしてる? って責められてる気がして怖い、ずっと 私は私にしかわからない気持ちとかそういうのが…

ノルウェイの森を借りた。 本を読むということは、孤独だということである みたいな名言あったけど、自ら読書に走る私は別に孤独感を味わうためにしているわけではないのにな、と思う。 聞かなきゃいけない授業、大切な話、全部私が決めて行動するばすなのに…

なんかいえよ言えよコラ

自意識

私は結局のところ、一人で行動するのが好きなのかわからないとよく思う。 今日もカフェで苦くないコーヒーを飲んで、謎の韓国語で歌うアイドルの曲を聴いて。 楽しくないわけでもないけど、よくわからないなあと思う。 でもみんなといたいとも思うし。ますま…

たいちさんが あおいちゃんいないの?ってバイト先で結構言われるみたいよ、人気者だなって言ってくれて嬉しかった、

黒い箱

ガールズバーみたいなところの控え室に1人でいる。 友達はいなくなっちゃって、閉じ込められた箱みたいなところにぽつんと、いる。 黒い箱のような部屋にいると、孤独の中で生きていると実感する。最近日記を更新していない。 いつも同じ心でい続けるという…

最近、私の中で密かなブームがある。 読んでいる小説のお気に入りの部分にマーカーやペンで線を引くことだ。 誰のためでもない、自分のためだけに行っている。 白紙の上に綺麗に配列された文字。そんな美しい文面に自ら汚い線を引いてしまうなんて マナーの…

高校一年生の時に同じクラスだった女の子と、久しぶりにご飯を食べた。 ご飯の後は普通に解散かと思ったが、当時通っていた高校の道を数年ぶりにドライブしようという話になって 車であの長い坂を登った。 高校時代毎日登っていたあの坂を越えると、文理の子…

虎視眈々 という言葉がある。 その名の通り、ひたすらに物事が進んでいくということなのだろうか。

月と君

夜中に2人で散歩。 夜空と月をバックに彼がタバコを吸う姿は、無数の星よりも輝かしくて絵になるほどに凛としていた。私がもし今有名な画家なら、きっと素晴らしい絵を描けただろうに。 夜中に覚醒しそうな田舎の車は、ナンバーが語呂合わせなところとを見る…

優しさの棘

嫉妬の感情は、人を狂わせる とよく人は嘆く。 切ない気持ちと、今私が置かれているこの「社会的地位」はそもそも世界が違う。 悪く言えば自分に都合のいいだけのことを言っている。 好きなことや好きな人に囲まれるこの毎日は、きっと自分にとっていつも存…

厨二

にゃんたこ先生の本に、「私はバレンシアガのスニーカーが嫌いだ」と書いてあった。 私もグッチの帽子が嫌いだ。 みんなの言う可愛いとは、本当に誰にとっても可愛いのだろうか。本心なのか、集団心理なのか。 日本人はとても流されやすく単純。しかし繊細で…

月夜

今日、親に内緒で初めてベランダでタバコを吸った。 寒いのにわざわざ上着も着ずに、窓を開けて吸った。ライターを付けるのにはまだ慣れなかった。 自分の部屋から抜け出してタバコを吸うと言うことは なんだか自分の過去から抜け出して どこか遠い所までき…

えなりくん

中学の時付き合ってた人に「ごめんね」と言われた。今まで傷つけて連絡を返せなかったこと、次の彼氏にとられたと思ったこと、私にずっと謝ろうと思ってたこと。 私は何も覚えていないことも、彼は当時初めてのことだったのか全部覚えていた。 一度別れたこ…

あおいが考えてることがわからない って言われた。私だってわからない、わかりたくても。 それはきっと、一人で喫茶店にいたって一人で夜に泣いていたってわからない。誰かの孤独は誰にもわからない。わかってたまるかとも思うくらいにそれは強くまっすぐな…