黒い箱
ガールズバーみたいなところの控え室に1人でいる。
友達はいなくなっちゃって、閉じ込められた箱みたいなところにぽつんと、いる。
黒い箱のような部屋にいると、孤独の中で生きていると実感する。最近日記を更新していない。
いつも同じ心でい続けるということがどれほど難しいことなのか、対処の仕方がわたしにはずっとわからない。
あの子はいつも明るくて、目の前のことしか考えてないような態度なのに本当はしっかりしてて凄いと思った。わたしは、いつでもわたしにまっすぐすぎて何も正しいことができない気がする。色んな意見を聞きすぎると、人は正解が何なのか分からなくなる生き物だと思うのだ。
周りを受け入れすぎて、自分を許せなくなって、自分に嘘をついて、悲しまないように生きてるのに絶対にそれができなくていつも何かを恐れている。夜が好きになったのはいつからだろう。隠れて身を潜めたいのが本能なのか、それとも違うのか。
朝が来て幸せだと実感できる性格だけは忘れたくないな。
自分が正しい!とずっと思っていられるようになると思っていたのに、何故私はこうしてたまに孤独を感じるのだろう。
親の愛はあったし、何か酷いことをされたわけでもない。思春期に少し考えすぎて彷徨っていた自分はある。
わたしはいつでも不器用に自分の良さを発揮できない。
1人でいる時は尚更強く思う。
大学生になって一人暮らしをして全てをこなしていたあの先輩、今も元気にやってるのだろうか
明日の朝日は見られるだろうか